実家にWi-Fiがない時の対処法3選!8つの注意点と手順を解説!

この記事の内容

  • 実家にWi-Fiがない時の対処法3選
  • 実家のWi-Fiにおすすめネット回線3選
  • インターネットを契約する前の注意点8選
へや太郎

実家のWi-Fiがない時はどうしたらいいの?インターネットを使う方法が知りたい。

へや花子

実家にインターネットを契約する時の注意点って何があるのかしら。失敗する前に聞いておきたいわ。

実家にインターネット環境があれば…そんな考えをした経験はありませんか?YouTubeやテレビ電話を使うと、スマホのデータ容量は多く消費してしまいます。できることなら実家でもWi-Fiの環境を整えたいと思う人は意外と多いものです。そうは言っても「回線工事はできない」「両親だから複雑な手続きは難しい」そう諦めてしまう人も一定数いるのが現実です。

そこで当記事は、「実家にWi-Fiがない時の対処法3選!」を解説します。この記事を読めば、実家にWi-Fiがなくてもインターネットを使うための全知識が分かります。

しょう

読み終わる頃には、実家にいながらインターネットを使える方法が必ず見つかるよ。最後まで読んでいってね。

記事を読んで分かる3つのこと

  • 実家にWi-Fiがない時の対処法3選
  • 実家のWi-Fiにおすすめネット回線3選
  • インターネットを契約する前の注意点8選

団地に光回線を導入する方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

この記事を書いた人

しょう×webライター

大家歴4年目

SNSのX(sho_fudosan_oya)でインターネット回線に役立つ情報を発信しています。

気になる内容があれば、目次をタップするとすぐに本文を読むことができます。

記事の目次

実家にWi-Fiがない時の対処法3選

この章では、実家にWi-Fiがない時の対処法3選を紹介します。

テザリングを使う

テザリングとは、スマートフォンを活用してインターネットの環境を作る方法です。スマホと接続したい電子機器とカンナ設定をするだけで、接続した機器はインターネットが利用できるようになります。接続する機器は、パソコンやタブレットがあります。テザリングは、データの使用量が少ない人や新しくインターネット契約するまでいかない人に向いています。ただし、使いすぎるとスマホの追加料金が発生する場合があるので注意しましょう。

テザリングのメリットテザリングのデメリット
実家でもネットに接続できるスマホのパケット量が増える
スマホが中継器になる光回線より通信速度が遅い
カンタンに設定できるスマホのバッテリー消費量が早い
テザリングのメリット・デメリット
へや太郎

テザリングの設定ってどうやるの?

テザリングはiPhoneとAndroidで設定方法が異なります。

iPhoneのテザリング設定

スクロールできます

画像引用 Apple サポート (日本)


インターネット共有を設定するデバイスで設定を開く
「設定」アプリを開く
「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」を選択する
「インターネット共有」を選択します。
もし「インターネット共有」が直接「設定」の中にある場合は、そちらを選択します。

インターネット共有を有効にする
「インターネット共有」をオンに切り替えます。
この画面で、Wi-Fiのパスワードとデバイスの名前を確認してください。

インターネット共有を設定するデバイスの画面をそのままにしておく
この状態で、他のデバイスを接続する準備をします。

これでiPhoneのテザリングの設定は完了です。ただしこれだけではテザリングはまだできません。接続したいパソコン・タブレットの設定しなければいけません。パソコン・タブレットの設定方法を見ていきましょう。

・パソコン・タブレットにWi-Fiを接続する手順

  1. 接続するデバイスでWi-Fi設定を開く
    • 「設定」アプリを開き、「Wi-Fi」を選択します。
  2. リストからインターネット共有をしているiPhoneまたはiPadを見つける
    • Wi-Fiのリストから先ほど設定したiPhoneまたはiPadの名前を探します。
    • 見つけたら、そのWi-Fiネットワークをタップして接続します。
  3. パスワードを入力する
    • パスワード入力画面が表示されたら、先に確認したインターネット共有のパスワードを入力します。
    • パスワードを入力後、接続が完了するまで待ちます。
しょう

手順通りするとiPhoneとパソコンがテザリング(共有)されてインターネットを使うことができるよ。

・Androidのテザリング設定方法

  1. 設定を開く:ホーム画面から「設定」アプリを開く
  2. ネットワークとインターネットを選択:「ネットワークとインターネット」を選択する
  3. ホットスポットとテザリングを選択:「ホットスポットとテザリング」をタップする
  4. Wi-Fiホットスポットを選択:「Wi-Fiホットスポット」をタップして設定画面を開く
  5. ホットスポットをオンにする:「Wi-Fiホットスポット」をオンに切り替える
  6. ネットワーク名とパスワードの設定:ネットワーク名(SSID)とパスワードを設定する
  7. 他のデバイスでWi-Fiを検索し接続:他のデバイスでWi-Fi設定を開き、新しく設定したホットスポット名を選択して、設定したパスワードで接続する

公共のWi-Fiを使う

公共Wi-Fiとは店舗や公共施設などに設置されたアクセスポイントを通じてインターネット通信ができるWi-Fiです。公共Wi-Fiは最近増えてきており図書館やカフェ、空港などにあります。基本的に無料で使えるので便利なWi-Fiです。ただし不特定多数の人がアクセスするため、セキュリティ面は不安な要素があります。また、一定時間経過するとパスワードやログインが必要なるなど手間がかかるのも懸念点です。

公共のWi-Fiのメリット公共のWi-Fiのデメリット


無料でインターネットが使える
通信が安定していない
セキュリティに不安がある
一定時間でログインが必要
公共のWi-Fiのメリット・デメリット

Wi-Fiを契約する

3つ目はWi-Fiを新しく契約する方法です。契約には手続きが必要ですが、テザリングや公共Wi-Fiと比べて高速かつ安定した通信機能が期待できます。また、ホームルーターやポケットWi-Fiは、回線工事が不要で最短翌日発送されるのですぐにインターネットを使う人に向いています。「実家に工事するのは無理」と思っている人でも、ホームルーターやモバイルWi-Fiは選択肢になるのではないでしょうか。

Wi-FiのメリットWi-Fiのデメリット
安定した高速通信ができる使えるまで時間がかかる
データ無制限で使える月額料金がかかる
セキュリティが高い工事が必要になる
テザリングのメリット・デメリット

Wi-Fiを新しく契約するには、メリットとデメリットがあります。ただしデメリットに関しては光回線に内容なので、ホームルーターとモバイルWi-Fiならデメリットをカバーすることができます。

  • 使えるまで時間がかかる→最短翌日発送
  • 月額料金→スマホ割引き・キャッシュバック特典
  • 工事が必要→工事不要でカンタンに使える

ホームルーターとモバイルWi-Fiは以上3つの特徴があり、デメリットをカバーしているのが分かります。先ほど説明した、テザリングと公共Wi-Fiによるインターネット接続で物足りない方は、次の章のネット回線を検討してみてください。

実家のWi-Fiにおすすめのネット回線

この章では、実家のWi-Fiにおすすめのインターネット回線を3つ紹介します。インターネット回線には光回線・ホームルーター・モバイルWi-Fiの3種類があります。それぞれの特徴を把握してから利用するのが失敗を防ぐための秘訣です。実家で利用する場合、回線工事が不要なホームルーターもしくはモバイルWi-Fiがおすすめです。

※目次をタップするとすぐに本文が読めます。

それぞれの特徴をまとめた表です。

スクロールできます
とくとくBB光ドコモhome5GとくとくBB WiMAX
月額料金約5,000円約4,500円約3,500円
通信制限無制限無制限制限有
工事の有無必要不要 不要
通信速度早い普通やや遅い
通信の安定さ安定普通やや不安定
導入の手軽さやや面倒カンタンカンタン
キャッシュバック最大100,000円最大20,000円最大57,000円
インターネット回線の特徴

ドコモhome5G

画像引用 GMOとくとくBB

スクロールできます
home5G


通信速度(下り最大)最大4.2Gbps
(送信時最大:218Mbps)
月額料金一律:4,950円
回線工事不要(コンセントに挿すだけ)
契約事務手数料3,850円
端末利用料71,280円→実質無料
契約期間なし
同時接続台数66台(Wi-Fi:64台・有線LAN:2台)
キャッシュバック最大20,000円
キャンペーンドコモセット割り1,100円/月
ドコモhome5G

NTTドコモが提供するホームルーター「home5G」は、コンセントを挿すだけでインターネットが使えます。そのため、「すぐにインターネットを使いたい」や「できたら工事をしたくない」そんな人にぴったりのインターネット回線です。また、当サイトから登録すると、アマゾンギフト最大20,000円分がプレゼントで貰えます。

ドコモhome5Gの特徴

  • 工事不要でネットが使える
  • 設定はコンセントに挿すだけ
  • 5Gの高速通信で快適

おすすめする人の特徴

  • すぐにWi-Fi環境を整えたい
  • 工事するのがめんどくさい
  • 5Gエリアに住んでいる※

※5Gエリアの確認はこちらのサイトで確認できます→ NTTドコモ

GMOとくとくBBのドコモhome5Gなら、コンセントを挿すだけで簡単にネットが使えます!



\最大20,000円分のアマギフプレゼント/

とくとくBB WiMAX

引用 GMOとくとくBB

スクロールできます
WiMAX





通信速度
(下り最大)
4.2Gbps
モバイル:3.9Gbps(送信時最大:183Mbps)
月額料金発送月:1,375円
1ヶ月~:3,762円
36ヶ月~:4,807円
工事不要
契約事務手数料3,300円
端末利用料実質無料(27,720円)
770円/月(サポート割り×36回)
最低利用期間2年
解約金なし
キャッシュバック最大57,000円
キャンペーンauスマートバリュー最大1,100円割引/月
WiMAX

GMOとくとくBBが提供するWiMAXは、外出先でもインターネットに接続することができます。さらに、回線工事は不要で最短翌日にWi-Fi機器が自宅へ届きます。端末発送月はなんと月額1,375円で利用することができます。さらに、キャッシュバック特典で最大57,000円もらえるチャンス!

WiMAXの特徴

  • 外出先でも使える
  • 工事不要で設定もカンタン
  • 月額料金3,000台~とお手軽

おすすめする人の特徴

  • 外出先でインターネットを使う
  • スマホの通信量を押さえたい
  • 工事せずに使いたい

GMOとくとくBBのWi-Fiは、最短即日発送・全国送料無料でインターネットが使えます!



\最大57,000円キャッシュバック/

とくとくBB光

画像引用 GMOとくとくBB光

とくとくBB光は、光回線の中でも安い月額料金が特徴です。それは余計なオプションやサービスを排除してシンプルな料金設定のため実現しました。現在、格安スマホを利用している人は相性がいいです。なぜなら、他の光回線はスマホのセット割りがありますが、格安スマホは対象外のため光回線の安いプランを選ぶ必要があるからです。格安スマホと一緒に、毎月の料金を押さえてインターネットを使いたい、そんな人にぴったりの回線になっています。

スクロールできます
ドコモ光



通信速度(下り最大)最大1Gbps
月額料金戸建て:4,818円
マンション:3,773円
工事料金26,400円→実質無料
契約事務手数料3,300円
Wi-Fiルーター無料
契約期間なし
キャッシュバック最大102,000円
キャンペーンmineo990円/月
とくとくBB光

とくとくBB光の特徴

  • 工事費用が実質無料
  • 契約期間の縛りなし
  • 解約違約金が0円

おすすめする人の特徴

  • インターネット料金を安く抑えたい
  • 高速で安定した通信回線を使いたい
  • 格安スマホを利用している

GMOとくとくBB光は、月額料金最安クラスで利用できます。

\今なら最大102,000円キャッシュバック/

目次に戻る

実家のWi-Fiを契約する時の注意点8選

実家のWi-Fiを契約する時の注意点をつ7紹介します。7つの内容を把握してネット回線を選べば失敗をかなりの確率で避けることができます。順番に見ていきましょう。

※目次をタップするとすぐに本文が読めます。

月額料金

月額料金
光回線約5,000円
ホームルーター約4,500円
モバイルWi-Fi約3,500円

月額料金は回線業者によって異なりますが、光回線は3,700~6,500円、ホームルーターは4,800~5,400円が目安です。光回線とホームルーターは通信容量が無制限なので、動画やテレビ電話を好きなだけ利用することができます。一方、モバイルWi-Fiは月間のデータ容量に応じた料金プランに立っている場合が多いです。

例えば、楽天モバイルのプランは以下の通りです。

  • 3Gまで:1,078円
  • 3G超過~20Gまで:2,178円
  • 20G以上~無制限:3,278円

楽天モバイルを含むWi-Fiは、月間のデータ容量が無制限になっています。ただし、短期間でデータ通信量が許容範囲を超えると、通信制限のかかる場合があるので注意してください。

通信速度

通信速度
光回線最大10Gbps(10,000mbps)
ホームルーター最大4.2Gbps(4,200mbps)
モバイルWi-Fi最大2.7Gbps(2,700mbps)
通信速度の比較

通信速度が3つのうち最も速いのは光回線(とくとくBB光)です。これは、光回線のインターネットが有線により接続している理由があります。最近は5Gの回線が普及して、ホームルーターやモバイルWi-Fiの通信速度は速くなりましたが、光回線の方が速度は速いです。

ただし、通常の使用であればホームルーターやポケットWi-Fiの通信速度でも問題ありません。

通信速度の目安

  • SNSの閲覧・投稿:1~10Mbps
  • 動画の視聴:30~50Mbps 

データ容量

光回線
光通信無制限
ホームルーター無制限
モバイルWi-Fi制限有

光回線は高速で安定したインターネット接続サービスですが、データ容量の制限はありません。そのため、多くのデータを利用しても追加料金は発生しないので、安心してインターネットが使えます。

ホームルーターは、光回線と同じく無制限のデータプランがあります。ただし、ホームルーターによってデータ使用量が制限されている場合があります。

モバイルWi-Fiは、外出先でもインターネットが使える持ち運びできる通信回線です。「公共Wi-Fi」をイメージしたら分かりやすいですね。モバイルWi-Fiはプラン毎にデータ容量が決まっており、利用したデータ分の料金を支払います。

回線工事

光回線
開通工事必要
ホームルーター不要
モバイルWi-Fi不要

光回線は光ファイバーケーブルによる回線の開通工事が必要です。開通工事には、派遣工事・無派遣工事・屋外工事・屋内工事の4つがあります。現在賃貸アパートに住んでいる人は、配線状況によって工事する内容が異なります。作業員が自宅に来る派遣工事の場合、申込者の立会いするので日程調整が必要になります。

光ファイバー賃貸について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

一方、ホームルーターとポケットWi-Fiはインターネットに接続するための回線工事は不要です。そのため、工事に必要な作業員との日程調整や、立ち合いをすることなくネット環境が整います。

利用までの期間

利用までの期間
光回線2週間~2ヶ月
ホームルーター最短翌日
モバイルWi-Fi最短翌日

光回線は開通工事が必要になるので、実際にインターネットが利用できるまで申し込みをしてから2週間~2ヶ月以上かかる場合があります。すぐにインターネットが使えない、と覚えておくといいでしょう。

インターネットを早く始めたい人は、ホームルーターやモバイルWi-Fiがおすすめです。ホームルーターとモバイルWi-Fiは、申し込みから最短翌日に発送されるので、すぐにインターネットを使う人にぴったりです。

利用する場所

利用する場所
光回線自宅
ホームルーター自宅
モバイルWi-Fi自宅+外出先

光回線は、有線の光ファイバーケーブルから光コンセントを経由して接続するので、利用する場所は契約した自宅に限られます。また、光回線は、部屋の中でも通信速度が変動する場合があります。

ホームルーターは光回線と異なり、モバイル回線を利用しますが、契約した住所以外に持ち運んでの利用は制限されています。回線業者によっては、住所変更をすればそのまま通信機器を利用できる場合があります。

ポケット型WiFiもモバイル回線を利用しますが、接続する場所の制限はないため自宅と外出先で利用することができます。ただし、海外では制限されるモバイルWi-Fiがあるので気をつけましょう。

しょう

モバイルWiFiは部屋の中だと通信速度が低下することがあるよ。部屋でインターネットを多く使う人は、光回線かホームルータの方が快適に使えるよ。

利用する回線

光回線光回線
ホームルーターモバイル回線
モバイルWi-Fiモバイル回線

光回線は有線の光ファイバーケーブルを使って通信するため、高速かつ安定感がありあります。室内の光コンセントまで有線で届いているので、天候や外部の影響を受けづらいのがメリットです。ただしマンションの光回線は、一つの回線を共有して使用するので、通信速度が不安定になる場合があります。

引用 

ホームルーターやモバイルWiFiは、無線によるモバイル回線でインターネットに接続しています。回線工事をする必要はありませんが、無線通信なので基地局が遠い場合や天候の影響を受けやすいデメリットがあります。

回線の安定さ

光回線ホームルーター

しょう

天候の影響を受けにくい光回線はとっても優秀!モバイルWi-Fiなら短期間のレンタルサービスもあるから一度使って通信状況を確認するのもいいよ。

キャッシュバック

キャッシュバック特典
光回線3万円~10万円
ホームルーター2万円~3万円
モバイルWi-Fi2万円~5万円

光回線やホームルーターを契約するとキャッシュバックを受取ることができます。回線業者によって金額は異なりますが、2万円~10万円と幅広くあります。ただし、条件が必要になる場合や、手続をしないと受取れないことがあるので十分内容を確認しましょう。

この章のまとめた表です。

スクロールできます
光回線ホームルーターモバイルWi-Fi
月額料金約5,000円約4,500円約3,500円
通信速度
データ容量無制限無制限 制限有
回線工事必要不要不要
利用までの期間2週間~2ヶ月最短翌日最短翌日
利用する場所自宅自宅自宅+外出先
利用する回線光回線モバイル回線モバイル回線
キャッシュバック最大100,000円最大20,000円最大57,000円
インターネット回線の特徴

目次に戻る

実家のWi-Fiを契約する時の手順3ステップ

この章では、Wi-Fiを契約する時の手順を3ステップで分かりやすく解説します。

※目次をタップするとすぐに本文が読めます。

インターネット回線を選択する

  • 回線事業者
  • プロバイダ業者(とくとくBB光等)
  • プラン(月額料金・オプション等)

利用するWi-Fiのタイプ(光回線・ホームルーター・モバイルWi-Fi)が決まったら次のステップに進みましょう。回線業者・プロバイダ業者・プランを3つ決めるとインターネットを接続すことができます。中には回線業者とプロバイダ業者がセット(光コラボ)の場合は2つです。順番に見ていきましょう。

回線事業者

まず、光回線の回線事業者を選びます。光回線の事業者は、NTT東日本・NTT西日本といったものです。また、ホームルーターはドコモやau、モバイルWi-FiはUQコミュニケーションズがあります。

光回線ホームルーターモバイルWi-Fi
NTT東日本ドコモUQコミュニケーションズ
KDDIauワイモバイル
So-netSoftbank     ―

光回線の中には、プロバイダーとセットで販売している光コラボというものがあります。光コラボは、月額料金がセット料金で安かったりスマホの料金がお得になるのがメリットです。また、サポート窓口が一つになるのでトラブル発生時に問合せしやすい特徴があります。

プロバイダ業者

次はプロバイダーを選びます。光コラボは、回線事業者とプロバイダーがセットになっていまるので選ぶ必要はありません。

  • 光回線とプロバイダーのセット(光コラボ)
    • とくとくBB光
    • ビッグローブ光
    • @nifty光

同じ光回線でもプロバイダーによって月額料金、初期費用、サービスの内容は違います。そのため、光コラボ(光回線とプロバイダーをセット)にした場合を除き、30社以上あるプロバイダーから選択する必要があります。

プロバイダー事業者一覧

引用 ドコモ光

モバイル回線は、回線事業者とプロバイダー契約が最初から設定されています。光回線と同じようにプロバイダー事業者によって料金プランが変わるので注意しましょう。

しょう

もし迷ったら光回線とプロバイダーがセットになった光コラボを選んでおけば間違いないよ。

プラン

光回線のプランは、戸建てプラン、マンション(集合住宅)プランに分かれます。プランによって料金が異なり、戸建てタイプの方が月額料金の高い傾向があります。ホームルーターは、住んでいる住宅タイプに限らず一律料金です。また、モバイルWi-Fiは使用したデータ通信料で月額料金が決定します。

光回線ホームルーターモバイルWi-Fi
戸建てタイプ
一律料金

データ使用料
マンションタイプ

月額料金の安さで選ぶならモバイルWi-Fiが手軽に始めやすいです。ただし、利用するデータ容量が多い場合はホームルーターや光回線をあまり変わらなくなってしまう場合があります。

モバイルWi-Fi

回線工事をする(光回線)

  • 回線工事の予約
  • 回線工事の実施

回線工事の予約

光回線を申し込んだ場合、開通工事の予約をします。申し込みと同時に工事予約をする回線業者もあります。日程調整後、工事業者から連絡がきて工事日が決定します。派遣工事の場合、在宅して立会いする必要があります。

工事予約の流れ

STEP
光回線の申し込み
STEP
工事日程の調整
STEP
工事日の決定

マンションの工事で共有部まで配線が来ている場合は、部屋内の配線工事のみでインターネットが利用できます。一方、戸建ての場合(新規申し込み)は屋外と屋内両方の工事が必要です。

しょう

家に光コンセントがあったら作業員が派遣されない無派遣工事になる。内容も信号の切替えだから比較的簡単な作業だよ。

今住んでいる賃貸が光ファイバー対応賃貸の場合、プロバイダーを選んで部屋の回線工事をする必要があります。

光ファイバー賃貸について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

回線工事の実施

光回線の回線工事をする時は、在宅して立ち会わなければなりません。ではどのくらいの時間在宅していればいいのでしょうか?戸建てとマンションでは工事時間が異なりますが、目安の時間は以下の通りです。

住宅タイプ作業時間
戸建て1時間~2時間
マンション30分~1時間

一戸建ては電柱から家まで回線を引き込み、壁面に穴を開けるかエアコンダクト等から光ファイバーケーブルを通す作業があります(屋外工事)。その後、引き込んだ回線を光コンセントへ接続する屋内工事をします。2つの合計時間はおよそ1時間~2時間です。

マンションの場合、光ファイバー賃貸と完備物件でかかる時間は変動します。完備物件の場合、信号の切り替えのみで済むので作業員は派遣されず無派遣工事になります(立合いは不要)。光ファイバー対応賃貸であれば、建物の共有部まで回線が導入されているので、屋内工事だけですみます。この場合の所要時間は30分~1時間くらいですが、立会いは必要です。

接続機器の設定をする

引用 ドコモ光

  • ONU・ルーターの設定
  • パソコン・スマホの設定

ONU・ルーターの設定

次にインターネットへ接続するためのONUとルーターの設定をします。ONUとは、正式名称を光回線終端装置といい、光信号とデジタル信号を相互に変換する機器です。一方、ルーターはONUにつないでパソコンやスマホなど複数機器を同時接続するための装置になります。ちなみに、ホームゲートウェイはONUとルーターが一体となった装置で、ひかり電話を使う場合に使用します。

  • ONU(光回線終端装置):光信号とデジタル信号を変換する
  • ルーター:複数のデバイスに同時接続する
  • ホームゲートウェイ:ONUとルーターが一体になった装置

ONUやホームゲートウェイの設定は作業員がやってくれますが、ルーターの設定は契約者本人が行います。そのため回線事業者またはプロバイダー業者から郵送されるマニュアルをよく確認して行いましょう。

プロバイダ事業者の1つとくとくBB光では、ルーターの初期設定がカンタンにできます。

1分26秒からルーターの設定の説明が始まります。動画にあるように、ONUとWi-Fiルーターを接続して30分待つだけで初期設定が完了します。無料レンタルの場合、接続ID:パスワードの入力は必要ありません。

パソコン・スマホのWi-Fi設定

インターネットに接続するパソコンとスマホの設定をします。スマホは以下の手順で設定できます。

  • 「設定」を開く:ホーム画面の「設定」をクリック
  • 「無線メニュー」を開く 「設定」画面で、「無線メニュー」をクリック
  • 「Wi-Fi」をクリック
  • 「Wi-Fi」ボタンをONにする
  • ネットワーク名(SSID)を選択する
  • パスワードを入力する
  • 接続を確認する

Wi-Fiの設定に必要なネットワーク名(SSID)とパスワードは、Wi-Fi機器または、契約書に表示されています。万が一分からない場合は、プロバイダ業者に問い合わせして確認しましょう。

引用 NTT西日本公式

これまでWi-Fiを導入する手順を解説してきましたが、いかがでしたか?インターネット回線の流れは把握できたでしょうか。実家のインターネット回線は光回線なのか、ホームルーターなのか、はたまたモバイルWi-Fiなのかご両親と相談して決めて頂けたらと思います。

この章のまとめた表です。

目次に戻る

実家のWi-Fi導入するメリット3選

この章では、実家にWi-Fiを導入するメリットを3つ紹介します。

両親がインターネットを使える

Wi-Fiがあれば、実家に住む両親がインターネットを使って情報収集や娯楽を楽しむことができます。例えば、インターネットの利用でオンラインショッピングや趣味の情報収集に役立ちます。総務省の調査によると(2022年時点)、60歳~69歳の86.8%の人がインターネットを利用しており年々増加傾向にあります。

出典 総務省|令和5年版 情報通信白書

実家にWi-Fiがあれば、両親は気兼ねなくインターネットが使えるようになり、生活の質を向上することができます。

テレビ電話できるようになる

Wi-Fi環境が整えば、ビデオ通話を使って遠方の家族や友人と顔を見ながらのコミュニケーションがとれます。例えば、ZoomやSkypeなど活用すれば、子供や孫の成長を見逃すことなく、連絡を取り合うことが可能です

テレビ電話のデータ消費量

テレビ電話の時間データ消費量
5分25Mbps
10分50Mbps
20分100Mbps
30分150Mbps
60分300Mbps

テレビ電話は、他のインターネット利用時より多くのデータ通信料を消費します。スマホのパケットだけでは上限に達してしまう可能性がありますが、Wi-Fiを使うことで避けることができます。

帰省時にテレワークできる

実家にWi-Fi環境があれば、帰省時に快適なテレワークができます。最近では、会社に出社せず自宅やカフェで仕事をする人が増えてきました。帰省シーズンに限らず実家にWi-Fiがあって困ることは少ないでしょう。

規制する期間と日数

帰省するイベント日数
年末年始6日間(12月29日~1月3日)
夏休み・お盆7日間(4月29日~5月5日)
ゴールデンウイーク3日間(8月13日~15日)
シルバーウイーク3日間(9月中旬)
合計18日間
帰省する日数

年間18日実家へ帰省した場合、その間全く仕事ができないのは影響が出るかもしれません。テザリングなどで応急処置はできますが、問題の本質的な解決をすることはできません。

テザリングのやり方が知りたい方はこちらのボタンから読むことができます。

実家にWi-Fiを導入するのは、両親の生活の質を向上させて家族全員がより繋がるメリットがあります。両親のライフスタイルや、それぞれのネット回線の特徴を把握すればぴったりのWi-Fiが見つかります。

目次に戻る

実家のWi-Fiに関するよくある質問

実家のWi-Fiに関する質問と回答を合わせて3つ紹介します。ここにない内容で聞きたいことがあれば、問い合わせか公式ラインから送ってください。数日時間がかかるかもしれませんが、必ず返事させていただきます。

実家にプレゼントするWi-Fiはどれがいいですか?

実家にプレゼントするWi-Fiはどれがいいですか?

両親がもっているスマホがドコモならhome5G、それ以外ならとくとくBB光のWiMAXがおすすめです。

実家のWi-Fiの電波が弱い時はどうしたらいいですか?

実家のWi-Fiの電波が弱い時はどうしたらいいですか?
  • Wi-Fiルーターを窓際に移動する
  • Wi-Fiルーターを家電製品と離す
  • 電波の周波数を5GHzに変える
  • Wi-Fiルーターとパソコンを近づける
  • 複数接続している端末を解除する
  • ルーターを再起動してみる
  • 中継器をつかう

中継器を利用するのは、GMOとくとくBB光の「おかわり中継器」があります。

目次に戻る

まとめ

実家のWi-Fiにおすすめのインターネット回線!8つの注意点を解説!は以上です。実家におすすめのWi-Fiは見つかりましたか?結論、何を求めるかによって選ぶネット回線は変わります。

  • 手軽にインターネット環境を作りたい:ホームルーター
  • 外出先でもインターネットを使いたい:モバイルWi-Fi
  • 高速で安定した通信環境が欲しい:光回線

それぞれの特徴を把握したうえで契約するのが非常に大切です。実家に住む両親と相談してベストなWi-Fi環境を選んでいただけたらと思います。記事の内容で疑問点や聞きたいことがあったら、気軽にお問い合わせから聞いてください。最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

しょう

質問や聞きたいことがあったら、公式ラインかX(@sho_fudosan_oya)のDMで送ってね。

目次に戻る

しょう
不動産の大家
1991年生まれ・茨城県出身
大家4年目・元消防士

賃貸・インターネット回線について
初心者でも分かりすい記事を書いています。

X(旧Twitter):フォロワー350人
賃貸とネット回線の役立つ情報を発信中
記事の目次