この記事の内容です
- 不動産屋が一番嫌がること10選まとめ
- 物件を探す時に好かれる5つの特徴
- 不動産屋に行く前にする3つのこと
突然ですがこんな疑問をもっていませんか?
不動産屋に嫌われることって何だろう?
事前に情報を知っておきたいな。
物件を探す時に好かれる人ってどんな特徴があるのかしら?不動産の担当者に嫌われたくないわ。
不動産屋では物件の紹介から内見、契約に至るまでノンストップで行います。利用者が分からない物件情報など多くのことを知っています。そのため「物件探しの成功は不動産屋」と言っても過言ではありません。つまり不動産屋の担当者に嫌われてしまう行動はなるべく避けたいものです。
そこで当記事は「不動産屋が一番嫌がること10選!好かれる人の特徴」を賃貸経営する不動産大家が解説します。この記事を読めば、不動産の嫌がることが手に取るように分かり、部屋探しを成功に導く方法が分かります。
不動産の嫌がることを知って担当者を味方にしたら、部屋探しの成功する確率は格段にアップするよ。
この記事を読むと分かること
- 不動産屋が一番嫌がること10選まとめ
- 物件を探す時に好かれる人の5つの特徴
- 不動産屋に行く前にする3つのこと
不動産屋でカモにされたくない人はこちらの記事を参考にしてください。
概要をまとめたショート動画になります。
しょう×不動産大家ライター
⌂東京23区に不動産を持つ大家
賃貸経営4年目・年間家賃300万円
〇保有する資格
FP2級・証券外務員Ⅰ種
SNSのX(旧Twitter)で部屋探しに役立つ情報を発信しています。
しょう@部屋探し×ネット回線(@sho_fudosan_oya)
気になる記事があれば、目次をタップするとすぐに本文が読めます。
【必見】不動産屋が一番嫌がること10選
不動産屋が嫌がることに何があるでしょうか?この章では、不動産屋がやられたら嫌がる行動10選をご紹介します。不動産屋に行く時はしないよう注意しながらご覧ください。
突如音信不通になる
当然連絡が途絶えることは、担当者の大きなストレスとなるので高確率で嫌がられます。
あんなに入居に前向きだった人が…
と担当者が人間不信になるくらいダメージが大きいです。音信不通になってしまうと物件の申し込みが滞ってしまい、他に物件を希望する入居者にも影響が出てしまいます。もし、入居する意思がなければその旨をちゃんと伝えるのが常識でありマナーです。不動産屋で働く従業員も人間であるのを忘れず温かく接しましょう。
言葉遣いが悪い
言葉遣いが悪く暴言交じりの人は、ほぼ100%嫌われると思ってください。例えばいきなりため口で
もっといい物件ないのかよ?紹介してくれよ
なんて言われたらどうでしょうか?良い物件を紹介したり丁寧なサポートしたいと思いますか?人間関係を築くのに言葉使いはとても大切です。何か言いたいことがあってもキレイな言葉を使うように心がけましょう。
仲介手数料を払おうとしない
不動産の仲介手数料は、物件の紹介や内見を手配してくれた不動産会社に対する報酬として支払うものです。このありがたい報酬を「俺は払いたくない」とか「もっと安くしろ!」と一方的に主張してくる人は確実に嫌われます。
報酬払いたくないって言ってもなぁ…。
そうは言っても手数料はなるべく払いたくないのもですね。もし仲介手数料について交渉するなら、正しい方法でやることが必須です。
仲介手数料について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
仲介手数料を値切るのは担当者のしてくれた仕事を否定することと同じ意味だから注意してね。
入居の意思が弱い
物件探しを真剣にしていなかったり、入居する意思がはっきりしない態度の人は大抵嫌われます。なぜなら「この人に紹介しても入居しないなら意味ないな」なんて思うからです。なかには
入居は6か月以上先の予定です!(どーん)
なんて言う猛者がいます。早い時期に不動産屋へ行くことは良いことですが、担当する方は忙しい中対応してくれているのを忘れないでくださいね。
不動産に詳しいことを自慢してくる
僕、不動産に詳しいんですよ。○×△…。
不動産知識を延々と自慢する人は、悲しいことに本人は気付いてませんが大抵嫌われています。まさに昔の僕自身で「不動産の大家しています」と、必ず言っていたのが嫌われていたんだなぁと実感します。全くの無知をさらすのも良くありませんが、知識をさらけ出すのも注意した方がいいですね。「なんかこの人腹立つな」と思われる危険があるからです。
ただし、不動産に詳しくなるのは悪いことではありません。「分譲賃貸」や「軽量鉄骨」など賃貸探しで出てくるワードを知っておくのは十分価値があります。
分譲賃貸マンションを詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
部屋の条件が決まっていない
物件探しの条件がはっきりしていないと、不動産屋はあなたに合った物件を提案しにくいので嫌がられます。担当者によっては「よくノープランでのこのこやって来たな…」とか「ラッキー。よく分からなそうだから不人気の物件を紹介して手数料高くもらっちゃおう」なんて思われる可能性があります。そんなことは避けたいですよね。
どんな条件を決めておくといいの?
不動産屋に行く前に決める条件は以下の3つです。
- 住みたいエリア
- 家賃の予算(手取り収入3分の1)
- 部屋ついている設備
3つのポイントを押さえると物件探しがスムーズに進み、不動産屋に嫌われる確率はぐっと下がります。それに、自分の希望する物件をイメージしておくのは、新生活を考えるきっかけになるのでおすすめです。
部屋探しの条件ついて知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
提案に乗り気じゃない
担当者からの提案に乗り気じゃない入居者も嫌われる可能性が非常に高いです。例えばこのようなケースがあります。
駅から徒歩10分、築年数も浅くて人気の物件になります。こちらの物件はいかがですか?
うーん…。
さきほどの物件より駅から遠くなりますが家賃が3,000円安いです。自陣に希望していた条件に近いですが、いかがですか?
うーん……。
この人全然提案に乗り気じゃないなぁ
提案しても反応の薄い人は大抵嫌われると思って間違いありません。最低限、提案してくれた感謝の気持ちを示すのは人としてやっておくべきです。また、提案された物件を真剣に考えて「良い物件ですね。もうちょっと駅から地下物件はありますか」といったやり取りができると担当者の印象はアップするでしょう。
家賃交渉をしつこくしてくる
大家をやっていると、まれに家賃交渉してくる方はいますが交渉自体は全然OKです。ただ、しつこかったり明らかに高額な家賃交渉するのは不動産屋だけでなく物件を所有している大家にマイナスな印象を与えるのでおすすめしません。
あまりに度が過ぎると入居を断られるケースがあるから注意してね。
家賃交渉の良い例と悪い例は以下の通りです。
良い例
この物件気に入ったので入居したいです。ただ周辺相場より若干高いので家賃を3000円安くしていただけませんか?
家賃交渉をする時は、物件が気に入り入居する意思をしっかり伝えることが肝心です。周辺の家賃相場を調べておけばベストです。
悪い例
家賃高すぎだから3000円安くしてよ。いいでしょ?だめ?
少し極端ですが、家賃交渉は一歩間違えると失礼な行動になってしまいます。言葉遣いや態度はもちろん担当者が不快な気持ちを持たれないように注意しましょう。
家賃交渉の方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
書類提出や約束を守らない
物件の申込みに必要な書類や持物を用意しない人はもれなく嫌がられるでしょう。
あれだけ説明したのに準備してないのか…
と約束を守らない人だと烙印を押されてしまいます。賃貸契約に必要な書類や持ち物は事前に確認して忘れないことが大切です。
契約直前でドタキャンする
契約前にドタキャンは最も嫌がられる行動の1つです。
契約直前になってのキャンセルは、不動産屋と大家に無駄な時間や手間をかけて大きな損害を与えます。物件探しの時は、ドタキャンしないで済むように心から納得できるお気に入りの物件を見つけましょう。
以上が不動産屋が一番嫌がる行動10選でした。これらの行動は、不動産屋が嫌がるのはもちろんですが、物件探し自体にも悪影響を与えてしまいます。不動産屋と協力してやる方が良い物件を見つけられるので注意してくださいね。
この章のまとめ
- 突如音信不通になる
- 言葉遣いが悪い
- 仲介手数料を払おうとしない
- 入居の意思が弱い
- 不動産に詳しいことを自慢してくる
- 部屋の条件が決まっていない
- 提案に乗り気じゃない
- 家賃交渉をしつこくしてくる
- 書類提出や約束を守らない
- 契約直前でドタキャンする
次のパートでは賃貸物件を探す時に好かれる人の特徴を紹介するよ。
物件を探す時に好かれる人の特徴5選
不動産に嫌われる行動、いくつ当てはまりましたか?この章では、物件を探す時に好かれる人の特徴5選を紹介します。不動産屋といい関係が築くのが物件探しを成功させる秘訣です。順番に見ていきましょう。
礼儀が正しい
不動産屋に好かれる人の特徴は、礼儀が正しく謙虚な姿勢があります。
「自分はお客だから~」とか、「お金を払っているのは俺だよ?」といった態度は一切しません。常に礼儀正しく接するので不動産屋の担当者から好印象を持たれ、その後の賃貸探しを効果的に進めることができます。
普段から礼儀正しいのが最高だけど、せめて不動産屋に行く時は礼儀正しく心がけていくといいよ。
契約する姿勢が見える
契約する意思がしっかり伝わってくるのも不動産屋に好かれる人の特徴です。これは完全に大家目線なのですが、なるべく空室期間を短くしたいのが本音としてあります。そのため入居する意思を強く感じる方は、自然と好印象になる確率も高いですね。
〇〇物件□□号室の物件は空室ですか?
と聞いておいて提案すると全然乗ってこないパターンもあります。なかには音信不通になることも…。また家賃交渉する場合も入居する意思を伝えるのが大切なので覚えておきましょう。家賃交渉について興味がある方はこの記事を参考にしてください。
物件の条件が明確
- 「渋谷駅から徒歩10分」
- 「1Kタイプ・部屋の広さは20㎡」
- 「家賃は9万円」
このような具体的に条件が明確な人は不動産屋から好かれる傾向があります。なぜなら提案する担当者が物件の紹介がしやすいからです。
条件が明確で物件を紹介しやすいなぁ。
へや探しでは平均3~4件の内見するので、候補を挙げる時に担当者の負担を軽減することができます。逆に明らかな予算をオーバーの物件や、無茶苦茶な条件を言うのは避けた方がいいですね。家賃の目安については、手取り収入3分の1以下にしておくと大きな失敗を防ぐことができます。また、最近では立地が良く比較的家賃の安い軽量鉄骨アパートが注目されています。
軽量鉄骨アパートの評判について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
レスポンスが早い
不動産会社からの連絡にレスポンスを早く返事する人は、担当者に好かれます。どっちの方が印象が良いですか?
- 連絡をしても3日後に短文が返ってくる
- 連絡をするとすぐに折り返しの電話がある
考えることもなく後者の方が印象はいいですよね。レスポンスの速さは信頼関係を築くのにとても大切な要素です。不動産屋からの連絡があったらすぐに返事するよう心がけておくといいですね。
申し訳なくて断りの連絡を躊躇しちゃう人は居るけど、音信不通になるより連絡する方が100倍印象が良いからね。
属性が高い
いきなり出てきたけど、属性ってなんのこと?
属性とは、年収や職業の勤続年数で社会的・経済的な背景をいいます。一般的に安定した収入がある公務員や、大手企業の会社員は不動産屋から好かれる傾向があります。ただし、属性が高くても人間性が難があったり言動に問題があったりする人は論外なので注意してくださいね。
以上、物件を探す時に好かれる人の特徴を5つ紹介しました。各ポイントをしっかり押さえて、不動産屋の担当者と協力して良い物件を見つけましょう。
基本的なことをしっかりするだけで好印象になるから是非やってみてね。
不動産屋に行く前にする3つのこと
不動産屋が嫌がる人と好かれる特徴は分かったけど、実際に行く前に何をすればいいの?
そんな方もいると思うので、この章では賃貸不動産屋に行く前にする3つのことを解説します。3つを実践すれば賃貸探しをスムーズにできる確率が上がるでしょう。
また、分譲賃貸マンションや軽量鉄骨アパートをご存じですか?利用の物件を見つけるのは、より多くの情報を知っていることが肝心です。それぞれ詳しく解説した記事を載せておくので興味がある方は参考にしてください。
家賃の予算を決めておく
家賃は毎月の固定費となるため、収入に見合った家賃にすることが肝心です。部屋探しの教科書では「手取り収入3分の1以下」を推奨しています。
手取り収入って給料のこと?
手取り収入を分かりやすく言うと、手元に入ってくるお金です。部屋を借りるには、家賃以外にも管理費や共益費など月々のランニングコストがかかるので余裕を持っておくことが大切です。事前に予算を決めておけば、不動産屋の担当者の印象も良いですし何より物件探しがスムーズにいくメリットがあります。
収入に見合わない家賃は生活を圧迫しちゃうから気を付けてね!手取り収入の3分の1を忘れないように。
住みたいエリアを決めておく
2つ目は「住みたいエリアを決めておく」のが不動産屋に行く前にやっておくと良いです。不動産屋に行ってからエリアを決めるとなると、時間がかかったり焦って後悔してしまう可能性があります。
エリアを決める時はどんなポイントに気を付ければいい?
エリアを決めるポイント
- 通勤・通学時間
- 最寄り駅の交通の便
- 周辺の環境や治安
エリアを決める時は、通勤・通学時間や交通の便、周辺の環境を抑えておくと良いでしょう。また、自分が日常生活で重視するもの(例えば、駅前にお気に入りのお店がある、自炊をするから夜遅くまで開いているスーパーがほしいなど)を明確にしておくと良いですね。
東京23区で住みたいエリアが決まってない人はこの記事を参考にしてね。
物件の候補を挙げておく
不動産屋に行く前にすること3つ目は「物件の候補を挙げておく」です。最近はインターネットで物件情報の詳細を見ることができますね。不動産サイトを上手に利用して、条件にあう物件をリストアップしておきましょう。
リストアップしておく情報は以下の通りです。
- 建物(アパート又はマンション)
- 間取りタイプ(1R・1K・1DK・1LDK)
- 部屋の設備(オートロック・バストイレ別)
たとえば、物件のタイプはアパートかマンションか、間取りは1Rか1Kか、部屋にある設備はどんなものが欲しいかがあります。物件の候補を不動産屋にもっていけば、担当者が物件を紹介するときの参考になります。
以上が不動産屋に行く前にすること3選でした。
不動産サイトで物件を探す方法について詳しい内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
事前に準備をして不動産屋にいけば、物件探しの成功する確率がアップするからおすすめだよ。
不動産屋のよくある質問
不動産屋に関するよくある質問を紹介します。
これ聞きたいなって内容があれば、お問い合わせか公式ラインから気軽に聞いてね。
不動産屋の態度が悪いのはなぜですか?
- 不動産屋の態度が悪いのはなぜですか?
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不動産屋で働く従業員は歩合制の割合が大きいので、気の強い人たち多いからです。 不動産営業はリピーターで利用するケースが少ないので、1度だけの契約をとるのに必死になるのも原因の一つです。
不動産屋は何で儲かっていますか?
- 不動産会社は何で儲かっていますか?
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不動産屋は主に手数料で経営が成り立っています。「賃貸は賃料の1.1ヶ月分」「売買は土地価格×3%+6万円+税(400万円以上の建物)」それぞれ仲介手数料のビジネスになります。
不動産屋が使ってはいけない言葉ありますか?
- 不動産屋が使ってはいけない言葉ありますか?
-
不動産屋が使って位はいけない言葉は以下のような言葉があります。
完全、完璧、必ず、絶対、万全、完全無欠、百点満点、パーフェクト
日本一、日本初、業界一、超、当社だけ、他に類を見ない、
お買得、格安、破格、激安、バーゲンセール
賃貸の専門用語について知りたい人は下記の記事を参考にしてね。
部屋探しのよくある質問集をまとめたので興味のある方はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
記事の解説は以上です。不動産屋へ行く前に嫌がる行動と好かれる人の特徴を知っておくことは非常に重要です。なぜなら、賃貸物件を探すあなたに良い影響も悪い影響も与えるからです。良い物件を見つけたいから記事の内容を実践するのも良いことだと思います。しかし、日ごろの生活から言葉遣いや相手に対する思いやりを持つことは大切だと思います。
この記事を読んだ皆さんの物件探しが成功することを心から願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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